必見!補助金、採択されたいなら〇〇を読むべし!

必見!補助金、採択されたいなら〇〇を読むべし!




みなさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年明け早々に、研究事態宣言発令されるかも、のニュース…

2021年も、事業者にとっては厳しい状況が続くことが予想されます。補助金や給付金など、使えるものはどんどん使って、何とか乗り切りましょう。

さて、前回は【補助金が不採択になってしまう理由とは?】というタイトルでブログを更新しました。

・様式や添付書類のミス

・申請した経費が補助対象外

・記載されている資料の質や量が不十分

・業者に頼んだことが分かってしまうような資料

などにより不採択となってしまうことがあるとご説明しましたが、これはあくまでも最低ラインのお話です。

小規模事業者持続化補助金の審査の観点は大まかに分けると、

『基礎審査』『加点審査』のふたつに分かれます。

『基礎審査』は上記のような最低ラインの審査で、この時点で審査に落ちると即失格となります。

・ 必要な提出資料がすべて提出されていること

・「2.補助対象者」(P.30~34)・「3.補助対象事業」(P.34~36)の要件に合致すること

・補助事業を遂行するために必要な能力を有すること

・小規模事業者が主体的に活動し、その技術やノウハウ等を基にした取組であること


以上の全てを満たしていないといけません。

『加点審査』では基礎審査を通った計画書を評価し、ここで総合的な点数が高かったものから順番に採択されるのです。

では、どうすればより質が高く採択されやすい資料を作ることが出来るのか?より加点される資料を作ることが出来るのか?

今回はその方法についてご説明します。


採択されたいなら〇〇を読むべし!

小規模事業者持続化補助金に関わらず他の補助金にも言えることですが、実は採択される資料作りのコツは、皆さんが見られるところにしっかりと書いてあるのです。


それは…



公募要領です。



「当り前じゃないか!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これが意外と盲点なんですよね。

公募要領には加点基準が明記されており、

①自社の経営状況分析の妥当性

②経営方針・目標と今後のプランの適切性

③補助事業計画の有効性

④積算の透明・適切性

以上の4項目になります。

では、その項目をひとつずつ詳しく見ていきましょう。


①自社の経営状況分析の妥当性

この観点では、

「自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか」



を見ます。

具体的に言うと、申請書の『様式2』の『1.企業概要』『3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み』がきちんと書かれているかを審査されます。

・製品やサービスの説明、利益、売り上げはどうなっているか

・会社の強み

・商品やサービスの強み

これらをしっかり書き込みましょう。


②経営方針・目標と今後のプランの適切性

この観点では、

「経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか」

「経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか」



を見ます。

今後の事業の目標や方向性を示してください。

こちらは『様式2』の『4.経営方針・の目標と今後のプラン』を見て審査されます。

・今後の経営方針

・どのような施策か

・施策の実施スケジュール

・施策実行にあたっての課題

・売り上げ目標

などを、表やグラフなどを使いながら分かりやすく書いていきましょう。


③補助事業計画の有効性

この観点では、

「補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか」

「地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか」

「補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか」

「補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか」



を見ます。

こちらは『様式3』の『2.販路開拓等の取組内容』がしっかり書かれているか審査されます。

こちらの項目については、加点を得るためのポイントがいくつかありますので、また別の記事でご説明します。


④積算の透明・適切性

この観点では、

「事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか」



を見ます。

…と、言われても、何を用意すればいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。

こちらは、補助事業を行うにあたり必要となる経費の見積書を用意し、別途資料で添付しましょう。それにより積算の透明・適切性が客観的に証明されます。



公募要領は絶対に読み込むこと!

以上、小規模事業者持続化補助金で採択されるための資料作りのコツについてご説明しました。

より質が高い資料を作るには、『加点審査』の項目を理解することが必須です。


そしてその『加点審査』の項目を理解するためには、公募要領をきちんと読み込むことが重要となってきます。

公募要領はかなりのページがあって読むのが億劫だと思う方もいらっしゃるとは思いますが、不採択になってから「そんなの聞いてない!」となっても手遅れです。

どんな資料が失格になるか、どんな資料が評価されるかは全て公募要領に書いてあります。必ず一度は目を通しておきましょう。

当事務所では小規模事業者持続化補助金の資料作成サポートを行っています。採択事例も多くあり、加点ポイントをしっかり抑えた資料作りをいたします。


一度は不採択になってしまった計画書の添削も行っており、添削後に無事採択された例も多いです。

小規模事業者持続化補助金についてお悩みの方は、ぜひ一度当事務所にご相談ください。

この記事を書いた人

川橋 隆則

中小企業診断士 当事務所の代表を務めています

パティシエからスタートして、システムエンジニアとなり、その後に経営コンサルタントとなった
ちょっと変わった経歴の持ち主です。