事業計画書は自分で書くべきか?それともコンサルタントに依頼すべきか?

皆さん、こんにちは。

今回は、事業計画書の作成について、自分で書くべきかコンサルタントに依頼すべきか迷っている事業者様向けの内容になります。ぜひ参考にしてください。

どちらにもメリット、デメリットはある

自分で書く場合でも、コンサルタントに依頼する場合でもどちらにもメリット、デメリットはあります。

自分で書く場合

○ 事業に対する思いを自分の言葉で伝えることができる
○ コンサル費用がかからない
× 慣れていないと時間がかかる
× 公募要領の審査項目などの確認が大変

コンサルタントに依頼する場合

○ 本業に集中できる
○ 一定品質の事業計画書が作成してもらえる
○ 補助金の申請サポートが受けられる
× 報酬欲しさに本来不要な補助金をすすめられるケースがある
× 必ずしもいい成果物が納品されるとは限らない

当事務所では、やりたいことが明確であり、かつ余力があるようであればご自身での作成を勧めさせていただいております。

コンサルタントに依頼する場合でも、主体になるのは事業者自身!

コンサルタントに依頼するにしても、あくまでも主体は事業者自身です。

コンサルタントの役割は事業者の考えや思いを具体化し、第三者視点からより実現性のある計画の作成を支援することです。ゼロベースでの依頼や丸投げはできません。事業計画の作成にあたっては、ヒアリングや議論を重ねることもあります。

あくまでも明確にやりたいことはあるが、どうしても割ける時間がない、本業に集中したいという方の利用が前提になります。

書き方を勉強する、アドバイスをもらうという選択肢もある

商工会議所などの支援機関では、経営に役立つセミナーなどを開催しています。特に補助金の公募期間中には、事業計画書作成に関するセミナーが開催されていることが多いです。事業計画書の作成方法を勉強して書いてみるのもよいでしょう。

(先日、当事務所コンサルタントの中居も商工会議所の持続化補助金活用セミナーに登壇しました)

また、支援機関の相談窓口では、無料で事業計画の策定に関するアドバイスを受けられます。
ぜひ、活用してみましょう。

コンサルタントに依頼するとしたら、どのような人に頼めばいい?

コンサルタントといっても本当に得意業種や得意分野はまちまちですが、
コンサルタントを選ぶ際の基準として、


①相応の支援実績があるか
②総合的な視点で物事を見ることができそうか
③担当者の人柄、自分の相性

この3点を確認するとよいでしょう。

昨今の空前の補助金バブルから多くのコンサルタントが補助金ビジネスに参入しており、市場に出回っているサービスはまさに玉石混交です。選定にあたっては、複数の支援先に会って納得できる支援先を探すことをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。

当事務所は認定支援機関として、補助金申請支援・採択実績豊富な有資格者のコンサルタントが対応します。

ぜひお気軽にご相談ください。


この記事を書いた人

川橋 隆則

中小企業診断士 当事務所の代表を務めています

パティシエからスタートして、システムエンジニアとなり、その後に経営コンサルタントとなった
ちょっと変わった経歴の持ち主です。