経営コンサルタントを活用するメリットとは?

みなさん、こんにちは。

今日は経営コンサルタントを活用するメリットについて紹介したいと思います。
コンサルタント、コンサルティングという言葉を聞くと怪しいイメージを受けることもありますが、使い方次第では大きく役立つことも多いです。

メリット1.特定のモノやサービスに捉われないアドバイスが受けられる

 コンサルタントを活用する1番のメリットは、「特定のモノやサービスに捉われないアドバイスを受けられる」ことです。

たとえば、ITツールの導入を検討しているとして、ソフトウェア会社に相談をするとします。そのソフトウェア会社の担当者は、その会社が提供するサービス以外の提案をすることができません。(当然と言えば当然ですが…)

また、彼らの最終目標はその商品・サービスを売ることであり、どのように御社を良くしていくかという経営的な視点が抜けがちです。ひどい担当者になると、御社にあっていないのに強引に押し売りをしてサポートしないというケースもあります。

もちろん経営的な視点からアドバイスできる担当者も数多くいますが、そのような担当者に巡り会えるかどうかはコントロール出来ないことが実情です。

その点、経営コンサルタントの目的は、「会社の経営改善」なので、その会社にとって最良になる提案をしてくれます。ある種、商社的な役割を担っていると言えるでしょう。


メリット2.第三者からの客観的なアドバイスを受けられる

 コンサルタントは多くの支援実績から成功事例や失敗事例を見てきており、様々な情報を持っています。コンサルタントは、これらの経験をもとにしたアドバイスを行うため、客観的な視点からアドバイスを受けることができます

 上手く行くと思っている事業にも意外な落とし穴があるかもしれません。特にリスクの大きい事業は、軽くでもいいので、第三者から意見を聞いてみるといいでしょう。

メリット3.自社で人材を採用・育成するよりもスピーディで低リスク

 仮に新規事業を始めるとします。そのための人材を採用しようとしてもすぐに理想の人材に出会えるとは限りません。また、会社に十分な余力がなく、かつ上手くいくかわからない状況での採用はリスクがあります。
 一方、コンサルタントであれば、期間を定めて契約することができます。人材の採用は、事業が軌道に乗る目途が立ったタイミングで進めるのもよいでしょう。

また、既存の社員だけで対応する場合、慣れない仕事に時間がかかってしまうこともあります。日常の業務に追われて、結局何も新しいことができなかった、社員がなんとなくやったふりをして終わってしまった…というケースもよくあります。

 コンサルタントは特定の分野に対して一定の専門性を持っているので、企画立案~実行までをスムーズかつスピーディに行うことができます。また、社員と一緒になって手を動かしてくれるコンサルタントを選べば、社員の負担も大きくならずに済みます。

社員の残業代分を最初からコンサルタントに使うと割り切るのも一つの方法です。さくっと外部の専門家を活用してみましょう。

メリット4.言いづらいことを代わりに言ってくれる

 社長が言いづらい、でも社員に伝えなければ…というとき、代わりにコンサルタントに言ってもらうという方法もあります。もちろん、時には社長にとっても耳の痛いことを言われたりもしますが…(汗)。

 

(注意点)自社の社員の意見にもしっかり耳を傾けよう!

 いきなりコンサルタントを導入し、コンサルタントの言うことばかりを聞いていると自社の社員から反発を買うことになりかねません。社員にコンサルタントの導入目的を伝えるとともに、社員の意見もしっかりと聞き入れるしくみをつくりましょう。

いかがでしたでしょうか。

当事務所は認定支援機関として登録しており、様々な経営支援サービスを提供しております。初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

川橋 隆則

中小企業診断士 当事務所の代表を務めています

パティシエからスタートして、システムエンジニアとなり、その後に経営コンサルタントとなった
ちょっと変わった経歴の持ち主です。